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執筆者の写真sanyukai

大菩薩嶺


今回、Sさんが企画してくださった「第二の会山行 大菩薩嶺」に電車で行こうとすると、自宅からでは集合時間には間に合わない。かくなる上はステビバ(駅にて寝袋で寝るステーションビバークの略)か、カフェビバ(24時間営業のネットカフェで仮眠するネットカフェビバークの略)か、S男ビバか(S男さん宅ビバークの略)。(←これは冗談です)

悩んでいると、「ウチに泊まってください。」とS女さんからの優しいお言葉。

お言葉に甘えて、前夜はシュラフ持参でS女さん宅にS女ビバとなった。

当日の朝、S女さん宅を5時すぎに出発し、JR八王子発松本行きの中央本線に乗り込む。

出発時間が近づくにつれ、参加メンバーが続々と乗り込んできて無事発車前に全員そろった。中央本線はボックス席なので、みんなで向かい合わせで座っていると修学旅行を思い出して、なんだか楽しい。

塩山駅からバスに乗り継ぎ、大菩薩峠登山口に到着すると相変わらず雪が舞っていた。

道は数日前に降った雪がガチガチに凍って、その上に新しい雪が乗って恐ろしく滑りやすくなっていた。、みんな、滑って転びながら歩いた。(滑りやすいということはよく滑るいい路面でもある)

福ちゃん荘まで来ると道の雪が多くなってきたが、降っていた雪もやみ、晴れ間まで見えてきた。これは、自称「晴れ男」リーダーSさんの力か?!晴れ男リーダーのSさんは慣れた足取りで先頭を歩いて私達のペースを時折気遣って止まって待ってくださったりしていた。

時間の都合も考え、今回は峠までにしてお昼休憩をゆっくり取ることになったが止まると以外に寒かったので、食事が終わったら早々に記念撮影して下山することになった。

Mさんがセルフタイマーでカメラをセットしてみんなの所に戻った時、大菩薩峠の看板前でシャッターが下りてしまい、それでは肝心な文字が見えないと怒られ気味だったのが面白かった。Mさんはいつもの柔らかな物腰で「すみません・・」と苦笑い。みんなの癒しアイドルMさん。場がなごみます。そんな感じでワイワイと記念撮影を済ませ、いざ尻滑走!(下山)

大菩薩は比較的に緩やかな道なので滑るより、歩いた方が早かったが無理やりヒップソリで滑る。滑走体勢は仰向けに身体を寝しつつ、足を上げ、顔は上げて進行方向へ向けていないといけない。この体勢は腹筋を使うので結構体力勝負になる。曲がるときは身体全体で横に傾けて、横腹に力を入れ上半身が雪面に倒れないよう微妙な角度に耐える。

私とスーパーS女2さんは、いいポイントを見つけては順番に尻滑走した。時々勢い余って転がされたりしたので他の登山客が全くいなくて良かった。

やがて、滑れるような雪も無くなってきたので黙々と歩いて下山し登山口に到着してバスを待った。待っている間に身体が冷え、女性陣はお風呂に入って帰りたいという事で塩山駅近くの塩山温泉に入り、ほうとうとビールでささやかな反省会をして帰った。

お風呂に入らないで帰る男性陣と反省会が出来なかったのは残念であったけども、ご当地料理を食べて瓶ビールで乾杯したのは小旅行気分が味わえて新鮮だった。

今回は「第二の会山行」ということでSさんが企画してくださった山行は、本編会山行より少し(だいぶ)のんびり自由な雰囲気で誰もいない大菩薩の風景とよく似合っていたように思える。

大菩薩峠登山口8:00---大菩薩峠12:00/50---

---登山口バス停着16:00






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